
「NEORIDERS NR-7を買ったけど、どうもフィット感がしっくりこない…」
「長時間かぶっていると、こめかみが痛くなってくるのを何とかしたい!」
「このヘルメットにインカムって取り付けられるの?」
デザインと価格は最高なのに、もう一歩、自分にフィットしてくれたら…。NEORIDERS NR-7を手にしたライダーの中には、そんな風に感じている方もいるかもしれません。この記事では、そんなあなたのために、口コミで見つけた「内装調整(アンコ抜き)」と「インカム取り付け」という、一歩進んだカスタマイズ術を徹底的に解説します!
NR-7の口コミで最も多く見られる不満点が、「こめかみや頬の締め付けによる痛み」です。新品の状態では内装のクッションが硬く、頭の形によっては特定の箇所が強く圧迫されてしまうことがあります。そんな時の最終手段として、一部のユーザーが実践しているのが内装の「アンコ抜き」です。
【重要】自己責任でお願いします!
これから紹介する方法は、ヘルメットの衝撃吸収性能を低下させる可能性があります。安全に関わる重要な加工ですので、実践する場合はそのリスクを十分に理解した上で、必ず自己責任にて行ってください。
口コミを参考に、具体的な手順をまとめました。
「まず、内張りのものをすべて外してから、こめかみにあたる部分の発泡スチロールをマイナスドライバーや彫刻刀などで削りました。(中略)おかげで、かなりフィット感ができ、使ううちにだいぶ馴染んできて今はほぼ違和感なしですね。」(2020年5月の口コミより)
「XLを購入したが、頭がつかえて入らない(笑)、普段かぶってるSHOEIは大丈夫なのに、、、仕方ないのでこめかみ部分の発泡スチロールを5ミリほど削って対応。何とかかぶれるようになりました。」(2019年8月の口コミより)
削りすぎると元には戻せないので、少し削っては被ってみる、という作業を繰り返し、慎重にフィット感を調整していくのが成功の秘訣です。
ツーリングの必需品となりつつあるインカム。NR-7にインカムを取り付けたいと考えている方も多いでしょう。しかし、口コミを見ると一つの課題が浮かび上がってきます。
NR-7の内装には、高級ヘルメットによくあるような、インカムのスピーカーを埋め込むための「イヤースペース」が元々設けられていません。そのまま取り付けると、スピーカーが耳を圧迫して痛みを感じる原因になります。
「この値段で このクオリティーは 非常にいいです。 zx-7はインカムすんなり付きましたが nr-7は スピーカーのスペースが無いので 発泡スチロールを カットしてスピーカーいれました。ここだけ改善されれば 言うことなしです」(2020年4月の口コミより)
ここでも解決策は「発泡スチロールの加工」です。アンコ抜きと同様に、自己責任とはなりますが、耳が当たる部分の発泡スチロールをスピーカーの形に合わせて少し削り、埋め込むスペースを作ることで、快適にインカムを使用することが可能になります。
この加工により、長時間のツーリングでも耳が痛くなることなく、仲間との会話や音楽を楽しむことができるようになります。
NEORIDERS NR-7は、そのままでも非常にコストパフォーマンスの高い優れたヘルメットです。しかし、一部のライダーにとってはフィット感や拡張性で物足りなさを感じる部分があるのも事実です。
もしあなたが、
と考えているなら、今回ご紹介した「アンコ抜き」や「インカムスペースの加工」といったカスタマイズに挑戦してみる価値は十分にあります。
もちろん、安全に関わる加工であるため慎重さは必要ですが、少しの手間を加えることで、NR-7はあなたの頭に完璧にフィットし、機能的にも満足できる「最高の相棒」へと進化する可能性を秘めています。自分だけの一品に育て上げる楽しみも、このヘルメットの魅力の一つと言えるでしょう。