

「東芝の洗濯槽クリーナーを買ってみたけど、ただ入れるだけでいいの?」
「せっかく高いクリーナーを使うんだから、絶対に失敗したくない!」
そんな風に思っていませんか?
確かに、メーカー純正のクリーナーは強力です。しかし、「使い方」ひとつで、その効果に天と地ほどの差が出ることをご存知でしょうか。
口コミを徹底分析すると、汚れをごっそり落として感動している人には、ある「共通点」がありました。
それは、「12時間のつけ置き」と「ひと手間」を惜しまないこと。
この記事では、東芝洗濯槽クリーナー(T-W1A)のポテンシャルを極限まで引き出し、長年蓄積した黒カビやヘドロを跡形もなく溶かし尽くすための「最強の使用手順」を解説します。
東芝のクリーナーは「塩素系」です。市販の酸素系クリーナーが発泡して汚れを「剥がす」のに対し、このクリーナーは汚れを化学反応で「溶かして分解」します。
頑固な「ワカメ(黒カビ)」や分厚い「石鹸カス」を芯まで溶かし切るには、薬剤が浸透するための「時間」が必要です。
実際に長時間つけ置きをしたユーザーからは、衝撃的な報告が相次いでいます。
「説明書通りに12時間放置しました。最初は透明だった水が、時間が経つにつれて茶色い泥水のように濁り、最終的には真っ黒に…。汚れが溶け出しているのが目に見えて分かりました。」
「中途半端な時間で流さず、一晩(約12時間)じっくりつけ置きしたら、あれだけ悩まされたピロピロワカメが跡形もなく消滅していました。」
短時間で済ませてしまうと、汚れが中途半端に剥がれ落ち、かえってその後の洗濯物にカスが付着する原因になることもあります。
「寝る前にセットして、翌朝まで放置」が黄金パターンです。
つけ置き以外にも、さらに効果を高めるためのテクニックがあります。
洗剤の酵素や化学成分は、水温が高いほうが活発に働きます。口コミでも、お風呂の残り湯や40度くらいのお湯を使って成功している人が多数いました。
「40度くらいのお湯をためて投入しました。水でやった時よりも明らかに汚れ落ちが凄かったです。」
※ただし、熱湯(50度以上)は洗濯機を傷める可能性があるので避けてください。
ただ放置するだけでなく、時々洗濯機を数分間回して液を動かすことで、隅々まで成分が行き渡ります。
「12時間のつけ置き中、数時間おきに一時停止を解除して5分ほど撹拌させました。これをすることで、浮いてきた汚れが効率よく溶けた気がします。」
長年掃除をしていない場合、溶けきれなかった汚れや洗剤成分が底に残ることがあります。標準の槽洗浄コースが終わった後、もう一度「標準コース(水のみ)」で空回しをしておくと安心です。
「洗浄力が凄すぎて、終わった後に底に汚れの膜のようなものが残っていました。念のため水だけで2回すすぎ運転をしたら、ピッカピカになりました。」
ドラム式洗濯機の場合、縦型のように水をたっぷり溜められないため、「つけ置きが難しい」という悩みがあります。
しかし、ドラム式ユーザーも工夫して効果を出しています。
ドラム式は少ない水で洗うため、薬剤がドラム全体に行き渡りにくい構造です。そこで、手動でドラムの位置を変える工夫が有効です。
「ドラム式なので、槽洗浄コースの途中で一時停止し、2時間おきくらいに手動でドラムを回して、液に浸かっていない部分も浸かるようにしました。手間はかかりましたが、パッキンの裏のカビまで綺麗になりました。」
このクリーナーには縦型用の説明書しか入っていないことが多く、戸惑う方が多いです。その場合は、ご自身の洗濯機の取扱説明書にある「槽洗浄コース」の手順に従ってください。
多くの機種で「3時間コース」と「11時間(つけ置き)コース」などが選べるようになっています。
東芝の洗濯槽クリーナーは、ただ入れるだけでも十分効果的ですが、「12時間のつけ置き」と「お湯・撹拌」を組み合わせることで、まさに「最強」の洗浄力を発揮します。
丸一日洗濯機が使えなくなるのは不便かもしれませんが、その代償として、今後半年〜1年は黒カビのストレスから完全に解放されます。
「ワカメすくい」の無限ループを終わらせるために、次の休日は洗濯機の「大掃除」をしてみませんか?