

「冷凍おせちって、解凍すると水っぽくなるんじゃない?」
「美味しく食べるにはどうやって解凍すればいいの?」
せっかく届いた豪華なおせち。解凍に失敗して味が落ちてしまったら台無しですよね。
特に「福袋おせち」は、商品によって冷凍・冷蔵の違いやサイズが異なるため、届いてから慌てないためにも事前の準備が重要です。
この記事では、過去の購入者さんの口コミから、冷凍おせちを最高に美味しく食べるための解凍テクニックと、水っぽさを防ぐコツをご紹介します。
冷凍おせちの解凍で最も失敗が少ない方法は、「冷蔵庫に入れて24時間~36時間かけてゆっくり解凍する」ことです。
低温でじっくり解凍することで、食材の細胞が壊れるのを防ぎ、旨味成分(ドリップ)の流出を最小限に抑えることができます。
大きな6段重などが届いた場合、そのままでは冷蔵庫に入らないことがあります。また、重なったままだと冷気が中心まで届かず、解凍ムラができる原因にもなります。
届いたらすぐにお重を風呂敷から出し、一段ずつに分けて冷蔵庫の空いているスペースに入れるのがコツです。
福袋おせちは、配送地域や状況によって「常温便」で届く場合があります。しかし、中には大きな保冷剤が入っており、おせち自体はカチカチに凍っていることがほとんどです。
「常温便=解凍済み」ではありません。届いたらすぐに中身を確認し、凍っている場合は速やかに冷蔵庫(または冷凍庫)へ入れましょう。
解凍後のおせちをさらに美味しく食べるための、購入者さんたちの知恵をご紹介します。
冷蔵庫から出した直後は冷えすぎていて、味が感じにくいことがあります。
食べる1〜2時間前に室温(暖房の効いていない涼しい部屋)に出しておくと、風味が戻りより美味しくいただけます。
おせちの中には、温めることで劇的に美味しくなる料理があります。
説明書き(お品書き)に「温めると美味しい」マークがついていることが多いので、必ずチェックしましょう。
元旦の朝になってもまだ凍っているものがあった場合は、無理にレンジ解凍せず、そのお重だけ少し室温に置いて様子を見ましょう。
到着が遅かった場合(31日夕方など)は、特に解凍時間に注意が必要です。
冷凍おせちを美味しく食べる最大のコツは、「焦らず、冷蔵庫で時間をかけて解凍すること」に尽きます。
この手順を守れば、冷凍とは思えない、作りたてのようなプロの味を楽しむことができます。
福袋おせちは「何が届くかわからない」ワクワク感だけでなく、その味も本格派。正しい解凍方法で、最高のお正月を迎えてくださいね。