【DIY】ネオライダースZX9にインカムを取り付ける全手順と注意点

【DIY】ネオライダースZX9にインカムを取り付ける全手順と注意点

ネオライダースZX9へのインカム取り付けを徹底解説!口コミで判明した「スピーカーで耳が痛い」問題の解決策や、マイク固定のコツを具体的に紹介。コスパ最強ヘルメットを快適ツーリング仕様にカスタムしたい方必見です。

コスパ最強ヘルメットとして人気のネオライダースZX9。手に入れたら、次はナビの音声を聞いたり、仲間と会話したりするために「インカムを取り付けたい!」と考えるのは自然な流れですよね。

しかし、ネットで情報を探していると、こんな不安な声を見かけませんか?

「ZX9って、インカム付けられるの?」
「スピーカーを入れると耳が痛くなるって本当?」
「マイクがうまく固定できないって口コミを見たけど…」

そうなんです。ZX9へのインカム取り付けには、実はいくつかの「コツ」と「注意点」が存在します。この記事では、400件以上の口コミを徹底的に分析し、ZX9ユーザーのリアルな声をもとに、インカムを快適に使うための具体的な方法を深掘りして解説します!

ZX9のインカム取り付け:口コミから見える「光」と「影」

まず、ZX9はインカム取り付けに対応しているのでしょうか? 答えは「YES」です。しかし、そこにはいくつかの課題もあるようです。

【光】取り付けは可能!配線も隠しやすい構造

実際にインカムを取り付けているユーザーは多く、基本的な取り付け自体は問題なく行えるようです。

  • 本体ベースは装着可能: 「私のはV4(v6)ライダーズです。アタッチメントはちゃんと取り付けられました。」「挟み込みタイプのベースも取り付けられます。」と、一般的なクリップ式(挟み込み式)のインカム本体は問題なく固定できるとの報告があります。
  • 配線処理はしやすい: 「配線とマイクはインナーの内側に隠せますので装着後はスッキリです。」「ほとんどのパッドが外せるお陰で配線が隠しやすかったです。」と、製品情報通り内装が取り外せるため、配線をスマートに処理できる点は高く評価されています。
  • スピーカー用のスペース自体はある: 「スピーカーの取り付けスペースは十分です。」という声もあり、スピーカーを収めるための窪み(イヤースペース)自体は確保されているようです。

【影】最大の課題は「スピーカーによる耳の圧迫」

ZX9へのインカム取り付けで、最も多く報告されているのがこの問題です。スペースはあるものの、快適に使うには一筋縄ではいかないようです。

  • スペースがギリギリ: 「インカム(デイトナDT-01)を付けましたが、スピーカーが入るとかなりキツい。」「ヘルメット内部の耳にあたる付近がもう少しゆとりがあると嬉しかったかな。」
  • 長時間使用で耳が痛くなる: 「こめかみ寄りにスピーカーを配置しないと被れない。それでも2時間程で耳が痛くなってしまいました。」
  • スピーカー固定に工夫が必要: 「スピーカーは耳の辺りに面ファスナーがくっ付くインナーがなく帽体の内材が見えます。したがってインカムの付属品のスピーカー固定用面ファスナーを貼り付ける必要があります。」
  • マイクの固定にもコツがいる: 「チンガード裏にマイクを付けようとしましたが、どの粘着テープも付きません…」「チン部分は両面テープが張り付かない材質ですので、マイクの取り付けだけは少し工夫が必要です。」

これらの口コミから、ただ取り付けるだけでは「耳が痛い」という問題に直面する可能性が高いことがわかります。しかし、ご安心を。次に、これらの問題を解決するための具体的な手順とコツを見ていきましょう。

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【実践ガイド】ZX9にインカムを快適に取り付けるための4ステップ

口コミで語られた課題を克服し、快適なインカム環境を構築するための手順をまとめました。

インカム取り付け実践ガイド

  1. 内装を外す: まずはヘルメットの内装(チークパッド、センターパッド)を取り外します。製品情報にもある通り、ZX9の内装は着脱式です。ツメを破損しないよう慎重に外しましょう。
  2. 本体ベースを取り付ける: ヘルメットの左側面に、インカム本体を取り付けるためのベース(クリップ式または両面テープ式)を装着します。多くの口コミでクリップ式が問題なく付くと報告されています。
  3. スピーカーを設置する(最重要ポイント):
    • 位置調整: 耳用の窪みにスピーカーを配置しますが、ただ置くだけでなく、実際にヘルメットを被ってみて、スピーカーが耳に直接強く当たらない位置をミリ単位で探ります。「こめかみ寄りに配置した」という口コミがヒントになります。
    • 固定方法: スピーカー裏に面ファスナー(マジックテープ)のオスを貼り、ヘルメット側の内装材に直接貼り付けます。もし付きが悪い場合は、インカムに付属しているメス側の面ファスナーシールをヘルメット側に貼り付けてから固定します。
    • 【上級者向け】快適性アップの裏技: それでも耳が痛い場合、スピーカーが収まる部分のスタイロフォーム(発泡スチロール)を、自己責任でスプーンの背などで少しだけ押し込み、深さを稼ぐという方法もあります。ただし、安全性を損なう可能性があるため慎重に行ってください。
  4. マイクと配線を処理する:
    • マイク固定: 口コミによると、チンガード部分は両面テープが付きにくい材質のようです。対策として、①貼り付け面をパーツクリーナー等でしっかり脱脂する、②より強力な外装用の両面テープ(3Mなど)を別途用意する、③ノーズガード裏など、テープが付きやすい別の場所を探す(「ノーズガード(?)の裏は付いたので、そこに貼りました」という口コミあり)といった工夫が必要です。
    • 配線: 外した内装の隙間に配線を這わせ、スッキリと隠します。最後に内装を元に戻して完成です。

結論:ひと手間かければZX9は最高のツーリングメットになる!

ネオライダースZX9へのインカム取り付けは、最新の高級ヘルメットのように「ポン付け」とはいかないかもしれません。特にスピーカーのフィッティングとマイクの固定には、少しばかりの工夫と試行錯誤が必要です。

しかし、取り外し可能な内装や配線を隠すスペースなど、基本的な構造はインカム取り付けを想定して作られています。ユーザーのリアルな口コミを参考に、「耳が痛くならないベストポジション」を見つけ出し、「マイク固定の工夫」さえクリアできれば、ZX9はナビ音声も音楽も仲間との会話も楽しめる、最高のツーリングギアへと進化します。

その圧倒的なコストパフォーマンスを考えれば、このひと手間はかける価値が十分にあると言えるでしょう。あなたもZX9を手に入れて、快適なインカムツーリングに出かけてみませんか?

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